陽の木ホームでは、目に見える箇所も見えない箇所も国産の無垢材を使用しています。無垢材には化学物質が含まれないため、シックハウス症候群の心配もなく、アレルギーやアトピーの可能性も軽減されます。長く暮らす大切な家だからこそ、健康に暮らせる環境であることも必須条件だと私たちは考えます。
家を支える大切な大黒柱には、国産の天然ヒノキを使用しております。ヒノキは他の木材と比較しても特に耐久性に優れ、世界最古の木造建築物と言われる法隆寺も、このヒノキで建てられています。
下記の4種類の木材を、同時に野外に放置して4年半経過後の結果を確認
冬あたたかく、夏涼しい快適な空間
木材には、湿度を調節する機能があります。湿度が高い時は吸収し、逆に湿度が低い時には内部の水分を放出してくれます。そのため、生活を快適に保ってくれるだけではなくカビなどの原因になる結露も防ぐことが出来、健康な暮らしの手助けをしてくれます。
また、無垢材は木目が見た目にも美しく肌触りも思わず裸足になりたくなるほどなめらかな質感です。
機能性だけではなく、それ以外の面でも生活を豊かにしてくれます。
国産針葉樹の中でも第一級の最優良木材
天竜川水系沿いの恵まれた自然環境の中で育まれてきた、国産針葉樹の中でも第一級の木材である天竜杉は「暴れる」ことが少なく、素直な木目と柔らかい木肌が特徴です。「色が濃い」と言われるのも、経年変化の中でその土地にあった風合いを帯びてきたものです。
「木材の「くるい」を少なくするには、日射と風通しを適度に調節し、長時間かけてゆっくり乾燥させることが必要です。本来の色つやがよく出るだけでなく、水分が充分に抜けて、加工しやすく、そりやひずみのない木材ができあがるのです。そこで、木材の成長が遅くなる(水を吸い上げる量が減る)「切り旬」の9月~2月に伐採し、木材の自然の力で乾燥を促します。 また、切り倒した樹の枝葉をつけたまま山林に放置し、まだ生きている葉の蒸散作用を利用して、内部の含水率を均一的に下げることで さらに乾燥を促す「葉枯らし」を行います。